「アンティゴネーへの旅の記録とその上演」について

 

このウェブサイトは、マレビトの会の新作、「アンティゴネーへの旅の記録とその上演」の特設ウェブサイトです。

本作は8月から10月にかけて、東京から福島市、飯館村、そして南相馬市へと旅をしながら

現実の街の中で物語が展開する第一の上演と、11月中旬、にしすがも創造舎にて上演される第二の上演によって構成されます。

第一の上演は、本サイトからリンクされている登場人物たちのブログやTwitter、Facebookなどの複数のメディアを通して届けられ、

その上演記録の再現ドラマである第二の上演で、観客(受容者)はこの作品にライブで立ち会うことになります。


 

◆このウェブサイトには、第一の上演の情報が記録されています。


「登場人物の名前」をクリックすると、その人物のブログ上の日記などを読むことができます。

「これからの出来事」をクリックすると、未来に起こる実際の出来事の場所と時間がTwitter上で予告されています。

「これまでの記録」をクリックすると、この作品世界の過去の来歴を見ることができます。


◆この作品には三つの物語の流れがあります。


①新宿の本屋でアルバイトをする青年、息畝実(いきうねみのる)の物語。


②一人の盲目の人のために「アンティゴネー」の上演を試みようとする劇団パトリオット劇場の物語。

劇団員は代表であり演出家の大木桃子(おおきももこ)、アンティゴネーを演じる雲雀うめ美(ひばりうめみ)、

イスメネーを演じる吉本ミカ(よしもとみか)、クレオンを演じる久留米冬季(くるめとうき)、ハイモンを演じる炉粗純(ろっそじゅん)からなる。


③高円寺にオフィスがある健康食品会社に勤務する「わたし」が同僚である「色山さん」とその恋人「木ノ下くん」を観察し、

自身のブログに二人の生活を記録してゆく物語。



◆三つの物語の他にも登場人物または項目が存在します。


街中に現れ、道行く人たちに名刺を渡して歩く桑原さなえ。彼女の姿はYouTubeの映像に映っています。


 

top