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マレビトの会は、近年、複数の作家による短編戯曲をオムニバス形式で上演し、特定の土地の日常と非日常の光景を劇場空間に立ち上げる「出来事の演劇」に取り組んできた。これまで培ってきた独自の会話劇を踏襲しつつ、「語り」のテクストを導入した新たな表現方法に挑戦する。今回の『皿の上の見えない人間 Invisible woman on the plate』では、地方に生きる人々のごく普通の人生が描かれる。その人生は平凡ではあるものの、日々の日常には特異性があり、ある種の「光」を発しているのではないだろうか。今作は、その「光」に焦点を当てながら、劇を立ち上げようとする試みである。
日程
- 3/19(木)
- 19:00〜
- 3/20(金)
- 14:00〜 / 19:00〜 *
- 3/21(土)
- 14:00〜 / 19:00〜
- 3/22(日)
- 14:00〜 *
チケット
- 前売
- 3,500円(税込)
- 当日
- 4,000円(税込)
会場
- 住所
- 東京都三鷹市下連雀3-33-6三京ユニオンビル 5F
- 交通アクセス
- JR「三鷹駅」より徒歩3分
- ウェブサイト
- scool.jp
クレジット
- 作・演出
- 松田正隆
- 出演
- 生実慧 西山真来 廣瀬もえ
- 演出助手
- 寺内七瀬
- 音響
- 土屋光
- Web・宣伝広報
- 犬飼勝哉
- イラストレーション
- 我妻直弥
- 制作
- 三宅一平 山田咲 吉田雄一郎
- 協力
- 青年団
- 企画
- マレビトの会
- 助成
- アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
- 主催
- 一般社団法人マレビト
2003年、舞台芸術の可能性を模索する集団として設立。代表の松田正隆の作・演出により、2004年5月に第1回公演『島式振動器官』を上演する。『クリプトグラフ』(2007)では、カイロ・北京・上海・デリーなどを巡演。被爆都市である広島・長崎をテーマとした『声紋都市ー父への手紙』、『PARK CITY』、『HIROSHIMAーHAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』からなる「ヒロシマ―ナガサキシリーズ」(2009-2010)、震災と原発事故以後のメディアと社会の関係性に焦点を当てた『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』(2012)などでは集団創作に重きを置くとともに、展覧会形式での上演や、現実の街中での上演、インターネット上のソーシャルメディアを用いた上演など、既存の上演形式にとどまらない、さまざまな演劇表現の可能性を追求した。
2013年より、ひとつの都市を複数人の作家が訪れ、そこで見聞きしたことから戯曲を書き、その上演を行うということを繰り返す長期的なプロジェクトに取り組んでいる。2016年までの『長崎を上演する』を経て、現在は福島を対象に上演を行う。ドラマ演劇を再考することで、単なる戯曲の再現にとどまらない「出来事の演劇」が劇場空間に生成されることを目指す。
演劇における上演形式を大きく変化させながらも、未曽有の出来事を経験した都市をテーマに、歴史に回収されえぬものを探り、描き続けている。


